ダッシュボード「更新」の説明書[WordPress][theme][plugin]

ワードプレスの更新

ワードプレスの更新見出し

「ワードプレスの更新」画面では、ワードプレスの本体やプラグイン、テーマなどの更新情報と更新作業を行うことができます。ワードプレス本体の更新方法を切り替えることも可能です。

更新画面の出し方

更新画面は、ダッシュボードメニューの中にあります。

更新画面の出し方2つ

ワードプレスにログインしてすぐの場合は、ダッシュボード画面が表示されているため、更新ボタンを一度クリックするだけで更新画面に移動します。

他の画面が表示されている場合は、上の画像のように[ダッシュボード]と[更新]をそれぞれクリックする方法と、ダッシュボードにマウスカーソルを合わせてから[更新]をくりっすする方法があります。

現在のバージョン

現在のバージョンが表示

「現在のバージョン」には、ワードプレスのバージョンが表示されています。これは、最新のバージョンが表示されているのではなく、サイトが使用中のワードプレスのバージョンが表示されています。

例えば、あるバージョンでテーマとの相性が悪く不具合が起きてしまう場合などに、一時的にバージョンを下げて(ダウングレード)運用するなどがあります。

そして、バージョン表示のすぐ下には「今、すぐに最終チェック」ができるようにリンクが張られていて、「再確認してください」と記載されたテキストリンクをクリックすると現在のバージョンが表示され、それに併せてチェック日時が更新されます。

最終更新日時の確認

▶ワードプレスの自動更新の設定

ワードプレス本体の自動更新の設定は2つあります。下の2つの中からどちらかを選んで運用する形になります。バージョン5.9の場合、必ずどちらか一つを選ぶ必要があります。

  • WordPressの新しいバージョンごとに自動的に最新の状態に保つ
  • メンテナンスリリースとセキュリティリリースのみの自動更新

一つ一つ説明します。

-WordPressの新しいバージョンごとに自動的に最新の状態に保つ

バージョンごとの自動更新の設定

言葉の通り、新しいバージョンごとに自動的に更新される設定です。この設定項目は、ラジオボタンなどで選択するタイプではないので一見わかりにくいかもしれませんが、上の画像が「バージョンごとの自動更新が有効」になっている状態です。

一行下のリンクをクリックすると、設定を切り替えることができます。

バージョン5.6以降は、デフォルトでバージョンごとの自動更新が有効になっているので、バージョンの自動更新を止めたい場合は、下の「メンテナンスリリースとセキュリティリリースのみの自動更新に切り替えます」のテキストリンクをクリックします。

-メンテナンスリリースとセキュリティリリースのみの自動更新

これは、バージョンアップの更新は手動で行い、メンテナンスリリースとセキュリティリリースだけ自動的に更新する設定です。

バージョンごとに自動的に更新したくない場合などに選びます。バージョンアップはテーマやプラグインの不具合が起こることもあるため、様子を見てからバージョンアップする場合に適した設定です。

※バージョン5.6以前のワードプレスを使用中の場合は、この設定になっています。バージョンアップを自動で行いたい場合は、テキストリンクの「WordPressのすべての新しいバージョンに対する自動更新を有効にします」をクリックします。

セキュリティとメンテナンスリリースのみ自動更新

-どちらを選ぶか

セキュリティの観点からいうと「最新のバージョンにする」ことが推奨されていますが、ワードプレスの大幅なアップデートなどがあると、バージョンのアップデートによる自動更新によってテーマやプラグインがうまく作動せずサイトがうまく表示されなかったり、不具合を起こしたりすることがあります。

最終的にはサイトの運営者が決めることですが、以下の点からアップデートは手動ですることをお勧めします。

  • いつ自動更新されるか分からない・・・常にアップデート情報を入手し、不具合が起こった場合にすぐに対処できるように備えなければならない。
  • バックアップのタイミングが難しい・・・新しいバージョンにアップデートする前にバックアップを取り、不具合が起こったときに元に戻せるように対策をしますが、自動更新だとどのタイミングでバックアップを取るかとても難しい。
  • 不具合に対処できなかったら?・・・自動更新でサイトに不具合が出てしまった場合、すぐに対処できないと見た目が壊れたままだったり、不具合が起きたまま放置することになり、対処できないことは避けたい。

手動でバージョン更新をする場合は、以下の利点が考えられます。

  • 自分の都合の良いときにバージョンアップをするため、事前のバックアップが取りやすい
  • 時間にゆとりがあるときにバージョンアップを行えば、不具合の対処や問題点の割り出しが可能
  • 不具合が発生した場合、同じテーマやプラグインの使用者からの様々な情報を調べることができる
  • そもそも「待つ」ことができるので、不具合が起きても対処方法を事前に知ることができたり、テーマやプラグインが新しいバージョンに対応してからバージョンアップすることができる。

など、仮にサイトに問題が起こってしまっても、落ち着いて復元したり、問題点を割り出したり、同じ不具合が出た人と情報を共有したりすることができるのでおすすめです。

ちなみに、いずれの設定もアップデートが完了すると完了通知をメールで受け取るので、「バージョンごとの自動更新」を設定している場合でも「知らないうちに壊れていた」などとということはありません。自動更新完了の通知を受け取ったら、サイトを確認することをお勧めします。

ワードプレスのバージョンに関するメッセージ

ワードプレスのバージョンに関するメッセージ

ここには、ワードプレスのバージョンに関してのメッセージが表示されます。上の画像では、「最新バージョンのWordPressをお使いです」となっていますが、上記で記載したような様々な理由から最新バージョンを使っていない場合もあり、その場合は「更新可能です」という旨のメッセージが表示されます。

最新バージョンのインストールをナビゲートするリンクもあるので、必要に応じてインストールしてください。

プラグインの更新の有無

プラグイン更新の見出し

更新可能なプラグインがある場合にここに表示されます。プラグインの更新は、この画面からおこなうこともできますが、プラグイン画面でも行うことができます。

更新がある場合、管理画面の左側の黒いメニューに赤い丸印で表示されますので、この更新画面をかくにんしなくても比較的気付きやすいと思います。

更新がない場合、「プラグインはすべて最新版です」と表示されます。

テーマの更新の有無

テーマ更新の見出し

更新可能なテーマがある場合に表示されます。テーマの更新はこの画面からおこなうこともできますが、テーマ画面から更新することができます。

更新がある場合、管理画面の左側の黒いメニューに赤い丸印で表示されますので気付きやすいと思います。

テーマの詳しい更新方法については【テーマを更新する2つの方法】をご覧ください。

更新するテーマがない場合、「お使いのテーマはすべて最新版です」と表示されます。

翻訳の更新有無

翻訳の更新の見出し

ワードプレスないで、翻訳の更新がある場合に表示されます。更新がない場合には、「翻訳はすべて最新版です」と表示されます。

まとめ

ダッシュボードの更新画面では、ワードプレス本体、プラグイン、テーマ、翻訳の更新ができます。ワードプレスにログインした際、左側の黒いメニューに赤丸印が表示されている場合は「更新がある」ということなので、更新ページを確認して必要に応じて更新をするようにしましょう。

以上で更新は完了です。お疲れさまでした。

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